ベトナム語を勉強し始めて2年半になります。
オンラインレッスンやベトナム人との交流会で話をしていると、日本では当たり前だと思っていたことが、ベトナムでは全く違うことがよくあります。
その中でも特に驚いたのが「テト(Tết)」と呼ばれる旧正月です。
日本では1月1日がお正月ですが、ベトナムでは旧暦のお正月である「テト」が一年で最も大切な行事だそうです。
今回は、ベトナムの旧正月「テト」について、ベトナム人の友人やオンラインレッスンの先生から聞いた話を交えながら紹介したいと思います。
テトとは何?
テトの正式名称は
「Tết Nguyên Đán(テト・グエン・ダン)」
と言います。
日本語では「旧正月」と訳されます。
旧暦に基づいているため、毎年日付が変わります。
1月下旬から2月中旬頃に行われることが多く、中国の春節と同じ時期になります。
ベトナムでは、このテトが一年で最も重要な祝日です。
日本で言えば、お正月、お盆、ゴールデンウィークを全部合わせたような大イベントと言われることもあります。
テト前は大忙し
交流会でベトナム人に聞いて驚いたのですが、テト前になると多くの人が実家へ帰省するそうです。
日本でもお盆や年末年始に帰省する人は多いですが、ベトナムではさらに大規模です。
遠くで働いている人も故郷へ帰り、家族みんなで新年を迎えます。
また、家の大掃除も行います。
これは日本とよく似ています。
「新しい年を気持ちよく迎えるために掃除をする」
という考え方は、日本人にも親しみやすい文化だと思いました。
テトは家族が最優先

ベトナム人との交流会で感じるのは、家族をとても大切にする人が多いことです。
テトの期間は特にその傾向が強くなります。
家族全員が集まり、ご先祖様に感謝を伝えます。
日本でもお墓参りや仏壇に手を合わせる習慣がありますが、ベトナムでも祖先を大切にする文化が根付いています。
以前交流会で、
「なぜベトナム人は家族との時間を大切にするのですか?」
と聞いたことがあります。
すると、
「家族は人生で一番大切だから」
という答えが返ってきました。
テトは、その家族の絆を再確認する大切な期間なのだそうです。
テト料理も特別

テトには特別な料理があります。
代表的なのが
「Bánh Chưng(バインチュン)」
です。
四角い形をしたもち米料理で、日本のお餅のような存在とも言われています。
もち米の中に緑豆や豚肉が入っています。
地域によっては
「Bánh Tét(バインテット)」
という円柱型のものもあります。
ベトナム人の先生によると、
「テトになると毎日のように食べる」
そうです。
日本のおせち料理のような感覚かもしれません。
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子どもたちが楽しみにしていること

日本のお正月と言えばお年玉です。
実はベトナムにも似た文化があります。
赤い袋にお金を入れて渡します。
これは
「Lì xì(リーシー)」
と呼ばれています。
子どもたちはリーシーをもらうのを楽しみにしているそうです。
この話を聞いた時、
「ベトナムも日本も同じだな」
と思わず笑ってしまいました。
国が違っても、子どもが楽しみにしていることは似ているのかもしれません。
テト期間はお店も休みになる
ベトナムではテト期間中、多くのお店が休業するそうです。
レストランや商店だけでなく、一部の会社も長期間休みになります。
日本ではコンビニやスーパーが年中無休のことも多いですが、ベトナムでは家族との時間を優先するため休むことが一般的です。
そのため、旅行でベトナムへ行く場合は注意が必要だそうです。
営業していないお店もあるため、事前に調べておくことが大切です。
ベトナム語を勉強していて感じたこと
ベトナム語を勉強していると、単語や文法だけでなく文化も知ることができます。
テトについて学んだ時、
「家族を大切にする気持ち」
「祖先への感謝」
「新しい年を良い形で迎えたいという願い」
は日本人にも共通する部分が多いと感じました。
言葉は違っても、人が大切にしているものは意外と似ているのかもしれません。
だからこそ、ベトナム語の勉強は面白いです。
まとめ
ベトナムの旧正月「テト」は、日本のお正月以上に大切にされている国民的行事です。
・家族が集まる
・ご先祖様に感謝する
・特別な料理を食べる
・子どもたちはお年玉を楽しみにする
・新しい年の幸せを願う
こうして見ると、日本のお正月と似ている部分もたくさんあります。
ベトナム語を勉強していると、言葉だけでなく文化の違いも学ぶことができます。
これからも交流会やオンラインレッスンを通じて、ベトナムの文化を少しずつ知っていきたいと思います。
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