ベトナムには地震がない?交流会で驚いた日本とベトナムの自然災害の違いと防災ベトナム語

ベトナム語学習

日本で暮らしていると、小さな地震を経験したり、スマホの緊急地震速報を見たりするのは日常茶飯事です。しかし、ベトナム人との交流会で日本の地震の話をしたところ、現地の方から驚きの言葉が返ってきました。

「私は生まれてから、地震を経験した記憶がありません」

この記事では、交流会を通じて知った日本とベトナムの自然災害の決定的な違いや、地学的な理由、そして万が一の時に役立つ防災ベトナム語について分かりやすく解説します。


本当に地震がない?日本とベトナムの決定的な違い

結論から言うと、ベトナムに地震がまったく起きていないわけではありません。しかし日本と比べると発生頻度が低く、多くのベトナム人にとって地震は「一生に一度経験するかどうか」というレベルの災害です。

実際に両国を比べてみると、これほど大きな違いがあります。

  • 日本(世界有数の地震大国)
    • 毎年、体に感じる地震が数千回発生する。
    • 大きな地震も定期的に発生し、津波の危険もある。
    • 理由:複数のプレートが複雑にぶつかり合う境界に位置しているため。
  • ベトナム(地震は非常に少ない)
    • 一生で一度も揺れを感じたことがない人も珍しくない。
    • 地震よりも台風や洪水の被害のほうがはるかに大きい。
    • 理由:巨大なプレート境界から離れた、安定したプレート内部に位置しているため。

もちろん、ベトナムでも北西部では小規模から中規模の地震が発生することがありますし、中部でもダム建設などに関連して小さな地震が観測されたことがあります。しかし、日本のように「地震速報が頻繁に流れる」という状況では決してありません。

だから交流会で話された方が「生まれてから地震は記憶にない」と言ったのは、不思議なことではなく、現地のリアルな日常なのです。


ベトナム人が一番恐れる自然災害は「台風」と「洪水」

地震がない一方で、ベトナムの人々にとって最も身近で現実的な脅威となっているのが「台風(Bão)」「洪水(Lũ lụt)」です。

特にオンラインレッスンの先生からも教えてもらった中部の観光地、ダナン・ホイアン・フエなどでは、大雨や台風の影響によって道路や家が浸水することがあり、住民にとっては地震よりも洪水のほうがはるかに身近な自然災害です。

日本人の私から見ると地震が何より恐怖ですが、ベトナムの方にとっては、町が水に浸かったり小舟で移動したりする洪水の方がリアルな怖さがあります。どちらが安全・危険という話ではなく、その国の地形や気候によって、注意する災害が全く違うのだと深く勉強になりました。

【知っておきたい!防災に関するベトナム語】
交流会で現地の災害事情について質問したり、万が一の時に状況を確認したりできるよう、以下のフレーズを覚えておくと便利です。

  • Động đất(ドン ダット):地震
  • Bão(バオ):台風
  • Lũ lụt(ル ルット):洪水
  • Có sao không?(コ サオ ホン?):大丈夫ですか? / 何かありましたか?

相手の国の災害を知り、気遣う言葉をかけられるようになると、コミュニケーションの深さがガラリと変わります。


まとめ:語学学習とは「相手の国の当たり前」を知ること

今回の地震の話を通して、私は「自分の当たり前は、世界では当たり前ではない」という大切な視点をまた一つ学びました。この違いを知るだけでも、交流会に参加していて本当によかったと思います。

56歳から始めたベトナム語ですが、単語や文法を機械的に暗記するだけでなく、こうした「相手の暮らしや不安、常識」をリアルに知ることこそが、外国語を勉強する本当の面白さだと感じています。

もし次にベトナムの方とオンラインレッスンやZOOMで話す機会があれば、ぜひ以下のような質問を投げかけてみてください。

  • 「学校で避難訓練(Diễn tập sơ tán)はありましたか?」
  • 「台風の時は家でどのように過ごしますか?」
  • 「子どもの頃、一番怖かった自然災害は何ですか?」

教科書を読んでいるだけでは決して見えてこない、ベトナムという国のリアルな日常と、彼らの逞しい生活の知恵に触れる素晴らしいきっかけになりますよ!皆さん、これからも色々な話を聞きながら、一緒に楽しく勉強を続けていきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました