「大谷翔平って知ってる?」
ベトナム人との交流会で、私は何気なくそう聞きました。
すると返ってきた答えは、
「誰それ?」
「知らない」
「聞いたことない」
正直かなり驚きました。
日本では毎日のようにニュースで見る存在ですし、私の中では“大谷翔平を知らない人はいない”くらいの感覚だったからです。
私は子供の頃、スポーツと言えば野球でした。
放課後は空き地で野球。
テレビをつければ巨人戦。
学校でも野球の話。
だから当然、
「世界でも野球は人気スポーツ」
だと思っていました。
でも、ベトナム人との交流会で話していると、その感覚が全然違うことに気づいたんです。
ベトナムでは野球はかなりマイナーらしい
交流会で、
「ベトナムに野球チームないの?」
と聞いてみると、
「知らない」
「野球はあまり人気ない」
「サッカーの方が人気」
という返事ばかりでした。
気になって後で調べてみると、ベトナムには日本のようなプロ野球リーグは存在しないそうです。
日本人が作った社会人チームや、学生チームなどはあるみたいですが、一般的にはまだまだマイナー競技。
そりゃ大谷翔平を知らない人が多いはずやな…と思いました。
逆に、ベトナムで圧倒的に人気なのはサッカー。
これは交流会でもすごく感じます。
ベトナム人の人達はサッカーの話になると本当に盛り上がります。
好きな選手やクラブチームの話をしている時の熱量がすごい。
私が子供の頃の日本は、まだそこまでサッカー人気はありませんでした。
近所でも野球して遊ぶ子供は見かけても、サッカーしている子供はあまり見かけなかった記憶があります。
でも1993年にJリーグが開幕。
そこから日本のサッカー人気は一気に広がりました。
今では海外リーグで活躍する日本人選手も増え、日本代表戦は大盛り上がり。
時代でスポーツ文化って本当に変わるんやなぁと思います。
ベトナムには日本人が知らないスポーツもある
交流会を通じて、
「そんなスポーツあるんや!」
と思ったものもあります。
その一つが、
ダーカウ(Đá cầu)
ベトナム発祥の伝統スポーツらしく、羽のついたシャトルを足で蹴り合うスポーツ。
簡単に言えば、
“足でやるバドミントン”
みたいな感じです。
ネット越しに落とさないように蹴り合うのですが、動画を見たらめちゃくちゃ難しそうでした。
しかもみんな普通にリフティングみたいに続ける。
運動神経すごすぎる…。
日本ではあまり見かけないスポーツなので新鮮でした。
ボビナムというベトナム武術も初めて知った
もう一つ驚いたのが、
ボビナム(Vovinam)
ベトナムの伝統武術・格闘技です。
私は今回初めて知りました。
ネットで動画を見てびっくり。
蹴り技がかなり特徴的で、相手の首を足で挟んで倒すような技もあります。
最初見た時、
「映画の技やん…」
と思いました(笑)
でも実際に存在する武術なんですね。
日本でいう空手や柔道みたいに、ベトナムにはベトナム独自の武術文化がある。
こういうのを知れるのも交流会の面白いところです。
日本の常識は、海外では常識じゃない
今回、大谷翔平の話から改めて感じたのは、
「自分の当たり前は、世界では当たり前じゃない」
ということでした。
私は野球が世界的スポーツだと思っていました。
でも実際には、
国によって人気スポーツは全然違う。
ベトナムではサッカー。
日本では野球。
国によって文化も歴史も違う。
だから面白いんですよね。
ベトナム人との交流会をしていると、
日本に住んでいるだけでは知らなかったことを本当にたくさん知れます。
言葉を勉強するだけじゃなく、
文化や考え方の違いを知れる。
これが外国語を勉強する面白さなんやと思います。
56歳から始めたベトナム語ですが、
今でも毎週新しい発見があります。
もし昔の自分に、
「数年後、ベトナム人とZoomで話してるで」
と言っても絶対信じなかったと思います(笑)
でも人生って、
始めてみないとわからないですね。


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